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COPD(慢性閉塞性肺疾患)ってどんな病気?

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COPD(慢性閉塞性肺疾患)ってどんな病気?

COPD(慢性閉塞性肺疾患)ってどんな病気?

2025/04/28

~息切れと上手につきあうために、訪問看護ができること~

「息が苦しい」「階段を登るのがつらい」「風邪をひくと治りにくい」 そんな症状が続いている方はいませんか? もしかしたら「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」かもしれません。
今回は、近年増加しているCOPDについて、わかりやすくご紹介しながら、訪問看護の立場からできる支援についてもお伝えします。

COPDってどんな病気?

COPDとは、「Chronic Obstructive Pulmonary Disease」の略で、慢性的に気道が狭くなり、呼吸がしづらくなる病気です。
代表的な原因は「長年の喫煙」。 たばこの煙などによって肺が傷み、息を吸っても十分に吐き出せなくなっていきます。 以前は「肺気腫」や「慢性気管支炎」と呼ばれていた病気も、今ではCOPDとしてまとめられています。
主な症状:
・息切れ(特に坂道・階段で)
・長引く咳や痰
・胸の違和感、圧迫感
・風邪をひくと悪化しやすい
進行すると、わずかな動作でも息苦しさを感じ、外出や会話が難しくなったり、在宅酸素療法が必要になることもあります。体力低下や気分の落ち込み(うつ症状)につながることもあり、身体的にも心理的にもサポートが重要な病気です。

COPDの原因と予防

●主な原因:
・喫煙(現在・過去を含む)
・大気汚染や粉じんの吸入
・遺伝的要因(α1アンチトリプシン欠乏症など、まれ)
●予防・進行を防ぐためには:
・禁煙(もっとも大切!):禁煙は、今からでも遅くありません。進行を食い止める最大の手段です。
・感染症予防:肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンの接種を勧めています。
・栄養と運動のバランス:筋力維持と免疫力向上のため、適切な食事と軽い運動が重要です。
・定期的な受診と薬の継続:吸入薬や内服薬の調整を通じて症状のコントロールを行います。
特に「風邪をきっかけに悪化して入院」というケースは少なくありません。日常的な予防と見守りが、安定した生活の鍵となります。

訪問看護ができるCOPDケア

COPDの方の在宅生活を支えるために、訪問看護では次のような支援を行っています。
● 呼吸状態の観察とバイタルチェック
・SpO₂(酸素飽和度)の確認
・呼吸数.脈拍.体温などのチェック
・呼吸困難のサイン(会話のしづらさ、口すぼめ呼吸など)
「なんとなく呼吸が浅い」「今日は少し言葉数が少ない」といった微妙な変化を見逃さず、必要時には主治医と連携します。

● 薬の管理・吸入指導
・吸入薬の正しい使い方の確認とフォロー
・使用タイミングや副作用のチェック
・薬の残量や飲み忘れの防止支援
「吸えているつもりで吸えていない」というケースも多く、定期的な確認が重要です。

● 呼吸リハビリの実践
・腹式呼吸.口すぼめ呼吸の練習
・負担の少ない運動の提案(座位での体操、足踏みなど)
・動作時の息切れを軽減する工夫(休みながらの動作、体の使い方)
  息切れを予防しながら活動する”ことを目指して、自分の呼吸パターンを理解し、少しでも快適に過ごせるよう支援しています。

● 感染予防と体調管理
・うがい.手洗い.口腔ケアの徹底
・室内の湿度.温度管理
・風邪の初期サインにすぐ対応できる体制づくり
在宅でもインフルエンザや新型コロナなどの感染リスクはあります。日々の衛生習慣の定着を支えます。

ご本人・ご家族が安心して暮らすために

COPDは完治しない病気ですが、“うまくつきあう”ことは可能な病気です。 正しいケアと支援があれば、在宅でも自分らしく生活を続けることができます。
ご家族にとっても、
・呼吸が苦しくなったときどうするか
・酸素ボンベの使い方
・急変時の連絡先や対応の流れ  などを事前に確認・共有することで、不安が軽減されます。
また、「今日はベランダで日向ぼっこできた」「外で少しお花を見てきた」といった、ちょっとした外出や楽しみが日々の励みになることもあります。訪問看護では、そうした“前向きな一歩”を大切に支えています。

COPDは、少しずつ進行する“見えにくい病気”です。
「ちょっと息が苦しいな」「最近、咳が長引いてる」そんな気づきが、早めの対応につながります。
呼吸が苦しいと、それだけで生活全体が億劫になりがちです。でも、日々のサポートの中で少しずつ“できること”が見えてくると、ご本人もご家族も前向きになれる場面が増えてきます。
COPDや呼吸に不安のある方、訪問看護を検討されている方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
呼吸の不安に、そっと寄り添える存在として。訪問看護が、安心のある日常を支えてまいります。

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