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心房細動と診断されたら?在宅生活で気をつけたいことと訪問看護の支え

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心房細動と診断されたら?在宅生活で気をつけたいことと訪問看護の支え

心房細動と診断されたら?在宅生活で気をつけたいことと訪問看護の支え

2025/09/19

「最近、心臓がドキドキして苦しいと言うことが増えた」
「病院で“心房細動”と診断されたけれど、家では何に気をつけたらいいの?」
そんな不安を抱えながら、在宅生活を送っている方も少なくありません。

不整脈のなかでも特に多い「心房細動(しんぼうさいどう)」は、
高齢の方に増えている心臓の病気のひとつです。
脳梗塞や心不全などの合併症を引き起こす可能性もあるため、
日々の体調観察とケアがとても重要です。

今回は、心房細動と向き合いながら安心して自宅での生活を続けるために、
訪問看護でできる支援や日常生活での工夫についてわかりやすくお伝えします。

心房細動とは?


心房細動とは、心臓の上の部屋(心房)が小刻みに震えてしまうことで、
心拍が不規則かつ速くなる不整脈の一種です。
この状態が続くと、血液の流れがスムーズでなくなり、
心房の中に血栓(血のかたまり)ができやすくなります。

この血栓が血管を通って脳に流れてしまうと「脳梗塞」を引き起こす危険があり、
また心臓の働きが弱まり「心不全」になるリスクも高まります。

主な症状
・動悸(ドキドキ感)
・息切れ、疲れやすさ
・めまい、ふらつき
・胸の違和感、不快感
・無症状のこともあり、検診で見つかる場合も

高齢になるほど発症率が高く、
特に高血圧・糖尿病・心臓病などの持病がある方では注意が必要です。

在宅生活で気をつけたいポイント


1. 内服薬の管理(特に抗凝固薬)
心房細動の方には、脳梗塞を防ぐために
「抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)」が処方されます。
飲み忘れや自己判断での中断は、血栓ができやすくなり大変危険です。

代表的な薬には、
ワルファリン、ダビガトラン、アピキサバンなどがあり、
特にワルファリンを使っている場合は、定期的な血液検査が必要です。

訪問看護では、以下のような内服管理をサポートしています
・飲み忘れの確認や声かけ
・血液検査結果の把握と主治医への報告
・ピルケースの活用支援
・出血リスク(歯茎出血、黒色便など)の観察と記録

特に認知症のある方では、
服薬状況を客観的に確認し、家族と情報共有を行うことがとても大切です。

2. バイタルサインと体調のこまめなチェック
心房細動は、日によって症状の出方や脈拍が変わることがあります。

訪問看護では
・脈拍数やリズムの確認(不整脈の継続や発作型の見極め)
・血圧.SpO2(酸素飽和度).体温のチェック
・顔色、倦怠感、息苦しさなどの体調変化への気づき
・自覚症状が少ない方にも、継続的な観察で異変をキャッチ

「最近息切れが増えた」
「階段が前よりきつくなった」など、ささいな訴えが心不全の兆候であることも。

ご家族のちょっとした気づきが、心不全の早期発見につながることもあります。
早めに主治医へ報告し、薬の調整などにつなげます。

急変時の備えも大切に


不整脈は、急に体調が悪化することもあります。
特に次のようなサインが出たら、すぐに医療機関への連絡や救急車の要請が必要です。

・突然の激しい動悸や胸痛
・顔面蒼白、冷や汗、
・息苦しさ、意識がぼんやりする
・ろれつが回らない、片側の手足がしびれる.動かない(脳梗塞の兆候)

あるご利用者様の事例では、突然の胸の痛みと息苦しさを感じたとき、ご家族が
「看護師さんから聞いていたサインだ」と気づいて、すぐに救急車を呼びました。
そのおかげで早期の対応につながり、大事には至りませんでした。

訪問看護では、以下のような体制づくりをサポートします
・ご家族への緊急時対応の説明(救急車要請のタイミングなど)
・かかりつけ医や救急病院の情報共有
・24時間対応ステーションとの連携(当ステーションも対応可能)
・体調変化時の判断に迷ったときの連絡手段の確保

「困ったときに相談できる相手がいる」ことが、
在宅生活での大きな安心につながります。

日常生活でできる工夫


不整脈とうまくつきあっていくためには、日常生活の中での工夫も欠かせません。

● 水分補給と食事
・脱水は不整脈を誘発する要因になるため、こまめな水分補給を
・減塩や栄養バランスを意識した食事
・ワルファリンを服用中の方は、納豆や青汁などビタミンKが多い食品に注意

● 生活リズムの安定
・睡眠不足、疲れ、ストレスは不整脈を悪化させやすいため、無理のない生活を
・軽い散歩など、できる範囲の運動を
・喫煙・過度な飲酒は控える

● 生活の中での声かけ
「今日は脈が速い気がするね」「昨日より顔色がいいね」など、
さりげない言葉が体調の変化を見逃さない大きなヒントになります。

訪問看護の役割とは


心房細動を含む不整脈の方に対して、訪問看護では次のような包括的支援を行います。

・バイタルチェックと症状観察
・内服管理(抗凝固薬・抗不整脈薬など)
・主治医.薬剤師との連携
・血液検査結果の確認とフォロー
・急変リスクへの対応とご家族への支援
・安心して過ごせる日常生活へのアドバイス

あるご利用者さまのご家族からは、
「心臓が心配で毎日不安だったけど、看護師さんが定期的に来てくれると安心できる」
と嬉しいお声をいただいたこともあります。

さいごに


心房細動をはじめとする不整脈と向き合いながらの在宅生活は、
不安も多いかもしれません。
でも、正しい知識と日々の観察、そして訪問看護のサポートがあれば、
安心して暮らしていくことができます。

訪問看護は、医療と生活をつなぐ“架け橋”として、
利用者様とご家族に寄り添い、支え続けてまいります。

市原市・木更津市・袖ケ浦市など千葉県内で、
不整脈のケアや在宅療養に不安を感じている方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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