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ケガがなければ大丈夫? 転倒後に起きる見落とされがちな変化とは

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ケガがなければ大丈夫? 転倒後に起きる見落とされがちな変化とは

ケガがなければ大丈夫? 転倒後に起きる見落とされがちな変化とは

2026/05/11

「転んでしまったけど、大きなケガはなかったから大丈夫」
そう思っていませんか?

確かに、骨折や大きな外傷がなければ一安心…と思いたくなりますよね。
しかし実は、高齢者の転倒は
その後の生活にじわじわと影響を及ぼすきっかけになることがあります。

目に見えるケガがなくても、
「なんとなく動かなくなった」
「外に出る回数が減った」

そんな変化が起きているとしたら、それは転倒の影響かもしれません。

今回は、訪問看護の現場でよく見られる「転倒後の見えにくい変化」と、
生活を守るためにできる関わりについてお伝えします。

実は、こんな変化が起きることがあります


● 動くことへの不安
転倒を経験すると、「また転ぶかもしれない」という恐怖心が生まれます。
この不安はとても自然なものですが、
結果として外出を控えるようになったり、
必要以上に動かなくなったりすることがあります。

● 活動量の低下
「少し安静にしておこう」が続くことで、
日常の活動量は大きく減っていきます。
気づけば、家の中で過ごす時間が増え、歩く距離も短くなってしまいます。

● 筋力・体力の低下
実は筋力は、数日〜数週間でも低下してしまうことがあります。
特に下半身の筋力が落ちると、さらに転びやすくなるという悪循環に…。
「動かないこと」が、次の転倒リスクを高めてしまうのです。

● 家族の関わりの変化
ご家族としては心配なあまり、
「危ないからやめておこう」 という声かけが増えることもあります。
その結果、行動が制限され、さらに活動量が減るケースも少なくありません。

実は大きい「自信の低下」


転倒後に見逃されがちなのが、心の変化です。

それまで当たり前にできていたことを、
「また失敗したらどうしよう」 と避けるようになることがあります。

また、リハビリなどで少し動けるようになった時期も注意が必要です。
「これくらいならできそう」
「迷惑をかけたくない」という思いから、 無理をして一人で動こうとし、
転倒につながってしまうケースも少なくありません。

さらに、
「家族に迷惑をかけたくない」 という思いから、
自分のやりたいことを我慢してしまう利用者様もいらっしゃいます。

このような状態が続くと、意欲が低下し、閉じこもりがちになることも。
身体だけでなく、自信が低下してしまうことが、
その後の生活に大きく影響します。

転倒したあとこそ、生活を守る分岐点です


転倒は「起きた瞬間」だけでなく、
その後の過ごし方によって未来が大きく変わる出来事です。

・少しずつでも動くことを続ける
・不安をそのままにしない
・生活の環境を見直す

こうした関わりが早いほど、悪循環を防ぐことができます。
逆に、
「ケガがないから大丈夫」と何も対策をしないままでいると、
気づかないうちに生活機能が低下してしまうこともあります。

訪問看護ができるサポート


訪問看護では、転倒後の生活を支えるために、
さまざまなサポートを行っています。

● 状態の評価
歩き方や筋力、バランスなどを確認し、現在の状態を把握します。

● 再発予防のアドバイス
転びやすい環境の見直しや、日常生活での注意点を具体的にお伝えします。

● 生活に合わせたリハビリ
無理のない範囲で、日常生活の中に取り入れられる運動を提案します。

● ご家族へのサポート
「どこまで見守るべきか」
「どう声をかけたらよいか」など、
ご家族の不安や悩みにも寄り添いながら、一緒に考えていきます。

ご家族にとっても、「動けるようになること」は喜ばしい一方で、
不安が大きくなる場面でもあります。
目が離せなくなることで、負担や葛藤を感じることも少なくありません。

「やめさせるべきか」迷ったときは


転倒をきっかけに、
「もうやめた方がいいのでは」と感じる場面も増えていきます。

しかし一方で、利用者様ご本人には
「続けたい」
「自分でやりたい」 という思いがあることも少なくありません。

安全と意思、そのバランスに悩むことはとても自然なことです。

そんなときは、ひとりで抱え込まず、専門職と一緒に考えてみてください。
その方にとっての「ちょうどよい関わり方」が見えてくることがあります。

転倒は“終わり”ではなく“見直すきっかけ”です


転倒は決してネガティブな出来事だけではありません。
これからの生活を見直す、大切なサインでもあります。

「どうすれば安心して過ごせるか」
「その人らしい生活を続けるにはどうしたらいいか」

そんな視点で関わることで、転倒後の生活は大きく変わっていきます。

小さな変化のうちに気づき、
早めに対応することが、 これからの安心につながります。
ぜひ、「これくらい大丈夫」と思わずに、
気になることがあればご相談ください。

バナナの葉訪問看護ステーションでは、
千葉県の市原市・木更津市・袖ケ浦を中心に訪問を行っています。

バナナの大きな葉のように、
ご家族みなさまの不安や悩みをやさしく受け止め、
お一人おひとりの「人生」と、ご家族の思いに
そっと寄り添える存在でありたいと考えています。

「これって相談してもいいのかな?」と思うような小さなお困りごとでも、
どうぞ遠慮なくお話しください。
病気のことだけでなく、日々の暮らしの中で感じる不安や悩みにも、
そっと寄り添える存在でありたいと願っています。

また、利用者様やご家族に寄り添うケアを一緒に届けてくださる仲間も、
随時募集しています。
訪問看護が初めての方でも、ブランクのある方でも大歓迎です。
私たちと一緒に、地域の“暮らし”を支えるチームの一員になりませんか?

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