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夜中の“こむら返り”がつらい…~高齢者に多い原因と、在宅でできる予防と対策~

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夜中の“こむら返り”がつらい…
 ~高齢者に多い原因と、在宅でできる予防と対策~

夜中の“こむら返り”がつらい…

2025/06/30

「夜中に足がつって飛び起きた」
「寝ようとするとこむら返りがくる」

そんな経験をされたことはありませんか?
特に高齢者の方からは、足のつり(こむら返り)に関するお悩みを多く伺います。
ときには「痛くて声も出なかった」と話される方も。

今回は、そんな“こむら返り”がなぜ起こるのか、
在宅生活の中でできる予防やケアについて、
訪問看護の視点からわかりやすくご紹介します。

そもそも「こむら返り」って何?


医学的には「筋痙攣」と呼ばれ、ふくらはぎ(腓腹筋)が不随意に強く収縮し、
激しい痛みを伴う状態のことを指します。

短時間で治まることが多いですが、
繰り返す場合は生活に支障をきたすこともあります。

夜間や明け方に起きやすく、
特に高齢の方・糖尿病・透析・利尿剤を使っている方に多く見られます。

こむら返りは、筋肉が「収縮したまま戻れなくなる」状態です。
特にふくらはぎは心臓から遠く、血流が滞りやすいため、
冷えや脱水によって影響を受けやすい部位です。

なぜ高齢者に多いの?


高齢者にこむら返りが多い理由には、次のようなものがあります。

・筋肉量の低下
加齢により筋力が落ちると、筋肉の収縮・弛緩のバランスが崩れやすくなります。

・水分、電解質不足
脱水やナトリウム、マグネシウム不足により、筋肉の興奮が高まりやすくなります。

・血行不良
長時間の同じ姿勢、冷えなどにより、
足の末梢循環が低下すると痙攣を誘発しやすくなります。

・内服薬の影響
利尿剤やステロイド、降圧剤の一部なども、
電解質バランスに影響を与える場合があります。

・睡眠中の無意識の動き
無意識に足を伸ばした際などに、
筋肉が過剰に収縮することでつりが起きやすくなります。

訪問看護で見かける「こんな声」


 訪問の場面でも、以下のようなお話をよく耳にします。

・「明け方に足がつってしまって、そのあとも痛みが残って歩くのが怖かった」
・「夜中につるのが怖くて、寝るのが憂うつになってしまっていた」
・「朝方つると、しばらく歩けなくなる」
・「つった足が痛くて、その後もずっと違和感がある」

これらの声は、生活の質(QOL)に関わる大きな悩みです。

特に転倒リスクのある方は、
こむら返りで立ち上がった拍子に転倒してしまうこともあるため、注意が必要です。

こむら返りの予防と対策


① 水分補給をこまめに
・就寝前のコップ1杯の水
・日中のこまめな水分摂取(特に夏場や暖房使用時)
・コーヒー・お茶ばかりでなく、水や麦茶などで補給を

② 軽いストレッチを習慣に
・寝る前にふくらはぎの軽いストレッチや足首回し
・かかとの上げ下げや、イスに座っての足のばし体操も効果的
・ふくらはぎを温めることで筋肉の緊張がやわらぐこともあります

③ 就寝環境を見直す
・足元を冷やさないよう靴下や毛布で調整
・ベッドの高さや寝返りのしやすさも見直すポイント
・寝具が硬すぎると体がこわばる原因になることも

④ 食生活を整える
・マグネシウムやカルシウム、カリウムの摂取を意識
(例:バナナ、牛乳、小魚、大豆製品)
・過度なアルコール摂取や偏った食事は控える

⑤ 医師や薬剤師への相談
・内服薬の影響が疑われる場合は早めに相談
・頻度が多い方はビタミン剤や芍薬甘草湯(漢方)などが処方されることも
・自己判断ではなく、かかりつけ医や薬剤師に相談することが大切です

日中にできる予防ケア


・入浴時にふくらはぎをやさしくマッサージする
・テレビを見ながら「かかと上げ下げ運動」などを習慣に
・冬場やエアコン使用時は室内でも脱水が起きやすいため注意

ご家族にできるサポート


・足を伸ばしにくそうな姿勢を見つけたら、寝具やクッションで工夫
・ストレッチや水分補給を促す声かけ
(例:「寝る前にお水飲んでおこうね」「一緒に足をのばしてみようか」)
・つってしまったときの対応(あわてず、ゆっくりと足を伸ばす、温めるなど)
・痛みが残る場合は無理をさせず、
「今日は少しゆっくりしようか」と寄り添う言葉かけ
・就寝前に「足冷えてない?」「軽く足首まわしてみようか」など
気軽な声かけで予防意識を共有

夜間のこむら返りは、高齢の方にとってつらいだけでなく、
転倒や睡眠不足の原因にもなりかねません。

日常生活の中でできる予防やセルフケアを取り入れることで、
症状を軽減できる場合も多くあります。

訪問看護では、日々の生活の“ちょっとした困りごと”にも寄り添い、
安心できるケアをご提案しています。
こむら返りが少しでも軽くなるよう、これからもお手伝いしてまいります。
お気軽にご相談ください 。

バナナの葉訪問看護ステーションでは、
千葉県の市原市・木更津市・袖ケ浦を中心に訪問を行っています。

「これって相談してもいいのかな?」と思うような小さなお困りごとでも、
どうぞ遠慮なくお話しください。
病気のことだけでなく、日々の暮らしの中で感じる不安や悩みにも、
そっと寄り添える存在でありたいと願っています。

また、利用者様やご家族に寄り添うケアを一緒に届けてくださる仲間も、
随時募集しています。
訪問看護が初めての方でも、ブランクのある方でも大歓迎です。
私たちと一緒に、地域の“暮らし”を支えるチームの一員になりませんか?

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